むし歯予防には、フッ素!

歯磨き剤や洗口液、飲料水(日本ではまだです)など積極的に、むし歯の予防の為にフッ素が使用されています。

今回は、歯磨き剤の中に含まれているフッ素についてお話をしたいと思います。

フッ素は、歯の表面(エナメル質)で働きます。エナメル質の表層約300μmでフッ素が働きます。フッ素と一口で言っても、実は2種類あって「フッ化ナトリウム(NaF)」と「モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)」と言い、特長や働きがそれぞれ異なります。「フッ化ナトリウム(NaF)」は、歯の成分であるカルシウムと結合し、50μm位の所で歯が溶かされないように働きます。「モノフルオルリン酸ナトリウム(MFP)」は、50~300μm位の所で働きます。

初期むし歯の方や過去にむし歯を治療された方は、「フッ化ナトリウム(NaF)」が効果を示し、現在健康で、むし歯のない方には今後のケアの為に「モノフルオルリン酸ナトリウム(MFP)」が予防効果を示します。

このようにそれぞれの場所で、2種類のフッ素が、予防効果を発揮します。

 

*歯磨きワンポイントアドバイス

①歯磨き剤のついた歯ブラシで、むし歯になりやすい所から磨き始める。

②磨き終わったら、すすぎは1~2回程度で水は少なめに!

(フッ素を歯に付けておくためです)

 

注)むし歯の出来易い方や歯周病の方は、1回の歯磨きで2度歯磨き法をお薦めします。

1回目は、時間をかけて磨く。

しっかりすすぐ。(汚れを洗い流す)

 2回目は、歯磨き剤をつけ簡単に磨く。

すすぎは少なめに!(リンスと同じように)

これで、「むし歯・歯周病」 対策、少し出来ました。